11/18,19開催「活版WEST in Onomichi」に合わせて、活版印刷を通じて尾道に浸る展示会を開催いたします。

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詩人 菅原敏さんによるLOGのための詩、秋「無花果と海」活字組版展示

会期：2023年11月18日(土)、19日(日)　11:00~17:00

会場：LOG（ログ）– Lantern Onomichi Garden-
広島県尾道市東土堂町11-12
HP＞　https://l-og.jp/

＊入場無料

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菅原敏（すがわら びん）さん

詩人。執筆活動を中心に、異業種との展示企画、商品プロデュース、ラジオやテレビでの朗読会など表現の場を広げていらっしゃいます。近年は長崎県壱岐市、福井県小浜市、広島県尾道市など地域創生やまちづくりに関わる試作プロジェクトも推進中。東京藝術大学デザイン科非常勤講師。J-WAVE「at home QUIET POETRY」ナビゲーター。

HP＞　詩人 菅原敏｜BIN SUGAWARA/Poet　

本会の詩について　＞　尾道LOG 季節の詩｜詩人 菅原敏

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LOGさん

尾道のまちと瀬戸内海を望む景色と、人の手をかけてリノベーションされた空間が魅力のホテル。昭和38年竣工、尾道初のRC造だったこの建物は、インドの建築家ビジョイ・ジェイン氏（スタジオ・ムンバイ）がその建築理念をまさに実践して生まれ変わりました。

カフェバー、ショップ、ギャラリーを併設。
活版カムパネルラから徒歩約10分、階段を100段ほど登ってたどり着きます。

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同時開催：LOG館内ツアー

2023年11月19日(土) 13:00~

約60分、¥3,300

宿泊スペースを含む館内建築ツアー。ワンドリンク付き。
＊LLOVE HOUSE ONOMICHIも内覧いただけます

ご希望の方はLOGさんの電話、メール、インスタグラムDMからお問い合わせください
詳しくは＞　log_onomichi｜LOG館内ツアー

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＜概要と経緯＞

詩人の菅原敏さんがLOGさんのために四季の詩を書き下ろすプロジェクト、その第一弾である秋の詩が2021年に完成しました。
LOGさんとご近所というご縁でこの詩の印刷を当店がお受けし、全てを鉛活字で組版、テキンで一枚一枚印刷させていただきました。

当店は長文の活字組版という仕事が初めてで、そもそもの活字を取り寄せるところから始まりました。

現在、春夏秋冬の４つの詩が全て印刷含め完成し、宿泊者の方のみ入れるライブラリーにてその季節のものをご覧いただいています。

活版好きが尾道に集まるまたとない機会である活版WESTで、このたび菅原さんとLOGさんのご好意により、その組版と印刷の軌跡を間近にご覧いただける会が実現しました。

菅原さんが尾道で感じた季節と時間をLOGさんという最高の会場で感じ取っていただければ幸いです。

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今回は活字組版と一緒に、試し刷りや調整用紙が展示されます。
秋の詩の印刷中に刷り損じを見たLOGのスタッフさんが、ぜひこれも納品して欲しい、いつか展示したい、とおっしゃっていたものです。そんなまさか、恥ずかしいですと言ったのですが、これがLOGには大事なのだと重ねて請われたのでした。

LOGさんのリノベーションを手掛けた建築家ビジョイ氏は“Praxis”という言葉を作ったそうです。意味は実験と検証。あるいはそれを繰り返すこと。「その検証を自らの手で行うことによりものづくりにエネルギーをもたらす」と。

美しい印刷を目指して何度も試した刷り損じたちにも、この精神があるのだとスタッフさんは教えてくださいました。

ここにもものづくりのエネルギーがあるか、ご来場の際はお客様の目で精査してぜひお聞かせください。

＊会場では詩とその補足の活字組版、試し刷り、調整用紙を展示いたします。完成品は宿泊者様限定公開となっておりますのでご了承くださいませ。